業務プロセスに係る内部統制

2022.05.232022.11.25

　業務プロセスとは、ある業務の開始から完了までの流れのことをいいます。

　そして、業務プロセスに係る内部統制とは、財務諸表作成に影響する不正や誤謬（ミス）が起こらないようにする（予防的）、もしくはすでに起こった不正や誤謬（ミス）を発見する（発見的）ための仕組みをいいます。

　ここでは、業務プロセスに係る内部統制の記事を体系的にまとめていきます。

目次

業務プロセスに係る内部統制の概要
評価範囲
業務プロセスの文書化
業務プロセスに係る内部統制の評価

業務プロセスに係る内部統制の概要

業務プロセスに係る内部統制ってなに？

業務プロセスに係る内部統制は、日常業務に組み込まれており、身近でありながら、業務担当者が意識せずに行っていることの多い内部統制です。この記事では、業務プロセスに係る内部統制の概要を簡単にまとめました。

評価範囲

業務プロセスに係る内部統制の評価範囲　ー重要な事業拠点の選定ー

業務プロセスに係る内部統制の評価範囲は、全社的な内部統制の評価結果を踏まえたうえで決定します。この記事では、業務プロセスに係る内部統制を評価する重要な事業拠点の選定について簡単にまとめました。

業務プロセスに係る内部統制の評価範囲　ー評価対象とする業務プロセスの識別ー

業務プロセスに係る内部統制の評価範囲は、全社的な内部統制の評価結果を踏まえたうえで決定します。この記事では、評価対象とする業務プロセスの識別について簡単にまとめました。

業務プロセスの文書化

業務プロセスの文書化　ー業務記述書ー

評価対象とする業務プロセスについて、取引の流れや会計処理の過程を整理し、理解します。そのために、フローチャートや業務記述書を作成し、業務プロセスを可視化します。この記事では、業務記述書について簡単にまとめました。

業務プロセスの文書化　ーフローチャートー

評価対象とする業務プロセスについて、取引の流れや会計処理の過程を整理し、理解します。そのために、フローチャートや業務記述書を作成し、業務プロセスを可視化します。この記事では、フローチャートについて簡単にまとめました。

業務プロセスの文書化　ーアサーションと虚偽記載リスクー

業務プロセスに係る内部統制の整備では「業務記述書」「フローチャート」を作成し、財務諸表の虚偽記載リスクを検討します。その際に重要なのが「アサーション」です。この記事では、財務諸表の虚偽記載リスクとアサーションの関係について簡単にまとめました。

業務プロセスの文書化　ーキーコントロールの選定ー

業務プロセスに係る内部統制の整備にあたって、識別した虚偽記載リスクを軽減するための内部統制である「キーコントロール（統制上の要点）」を選定します。この記事では、キーコントロールの選定について簡単にまとめました。

業務プロセスの文書化　ーリスク・コントロール・マトリクス（RCM）ー

業務プロセスに係る内部統制の整備にあたって、「業務記述書」と「フローチャート」を作成したうえで、リスクとコントロールが対応している状況を整理し、「リスク・コントロール・マトリクス（RCM）」を作成します。この記事ではリスク・コントロール・マトリクス（RCM）について簡単にまとめました。

業務プロセスに係る内部統制の評価

業務プロセスに係る内部統制の整備状況評価　～ウォークスルー～

経営者は、全社的な内部統制の評価結果を踏まえた上で、業務プロセスに係る内部統制が有効に機能しているかを評価します。この記事では、業務プロセスに係る内部統制の整備状況評価について簡単にまとめました。

業務プロセスに係る内部統制の運用状況評価　～サンプリングテスト～

経営者は、全社的な内部統制の評価結果を踏まえた上で、業務プロセスに係る内部統制が有効に機能するように整備され、その意図どおりに運用されているかを評価します。この記事では、業務プロセスに係る内部統制の運用状況評価について簡単にまとめました。

サンプリングの概念

母集団となる帳票から一部を抽出してテストすることで、母集団全体に合理的な結論を下す手法を、サンプリングテストといいます。この記事では、サンプルの抽出方法であるサンプリングと、属性サンプリングについて簡単にまとめました。

委託業務の評価

財務報告に係る内部統制の有効性の評価は原則として連結ベースで行われ、評価範囲の決定には子会社や関連会社を含みますが、必要であれば外部に委託した業務の内部統制も評価範囲に含めます。この記事では、委託業務の評価について簡単にまとめました。

日常的モニタリング

「日常的モニタリング」とは、内部統制の有効性を確保するために、通常の業務プロセスに組み込まれて実施される監視活動のことをいいます。この記事では、日常的モニタリングについて簡単にまとめました。

業務プロセスに係る内部統制の不備の検討

内部統制の評価を行った結果、不備が発見され、その不備が評価基準日（期末日）までに是正されなければ、「開示すべき重要な不備」に該当するかどうかを検討します。この記事では、業務プロセスに係る内部統制の不備の検討について簡単にまとめました。

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